オスグッドは、10歳から16歳前後の小中高生の成長期に発症する膝の痛みです。
成長期に起こることから「成長痛」と説明されることも多く、重症になると、しゃがむことすらできないほどの強い痛みが出ます。
オスグッドとは
オスグッドは、成長期の子どもに多くみられる膝の痛みで、スポーツに取り組む小中学生に発症しやすい症状です。
サッカー、バスケットボール、バレーボールなど、走る・跳ぶ・蹴る動作が多い競技で特に多くみられます。
症状が進行すると、歩く、しゃがむ、ジャンプするといった日常動作にも支障が出て、競技の継続が難しくなることもあります。
一般的に言われるオスグッドの原因
一般的には、太ももの前側にある大腿四頭筋が硬くなり、膝のお皿を介して脛骨粗面(膝下の骨)を強く引っ張ることで、骨が出っ張り、炎症が起こると説明されます。
そのため、
- 安静にする
- 湿布を貼る
- テーピングやサポーターで固定する
- 大腿四頭筋のストレッチを行う
といった対応が勧められることがほとんどです。
当院の考えるオスグッドの本当の原因
まず、炎症であれば、安静にしていれば数日から数週間で治まります。
しかし実際には、安静にしてもオスグッドが改善しないケースが非常に多くみられます。
また、大腿四頭筋をいくら緩めても、オスグッドは改善しません。
大腿四頭筋の硬さは、オスグッドの本質的な原因ではないからです。
当院が考えるオスグッドの根本原因は、
身体が伸びようとする「成長の力」と、筋肉が強くなろうとする「硬くなる力」との矛盾にあります。
この矛盾が身体の一部に集中し、結果として膝に痛みとして現れているのがオスグッドです。
診断とレントゲンについて
整形外科では、レントゲン撮影によって脛骨粗面の骨が剥がれている、あるいは出っ張っていると説明されることがあります。
しかし、レントゲンで確認されるこの所見は「骨端核」と呼ばれる成長期特有の状態です。
骨端核は成長期であれば誰にでもみられる自然なもので、骨端核があっても膝に痛みのない子どもはたくさんいます。
つまり、
骨が剥がれているから痛いわけでも、骨が出っ張っているから痛いわけでもありません。
同じようなレントゲン所見があっても、痛みのある子とない子がいる以上、原因は別にあります。
当院の治療方法
当院では、施術理論「RMT」に基づき、「どこをどうすると痛いか」を徹底的に確認します。
その検査によって、施術すべきポイントを明確にします。
湿布は処方しません。
サポーターやテーピングによる固定、安静の指示も行いません。
一般的に勧められるストレッチも、オスグッドでは逆効果になるため行いません。
原因となっている部位を的確に調整することで、オスグッドは施術で改善・完治します。
まとめ
オスグッドは「成長期だから仕方ない」「安静にするしかない」症状ではありません。
骨の出っ張りや骨の剥がれが原因でもありません。
オスグッドの本当の原因は、成長と筋肉の働きの矛盾によって生じた身体の問題です。
そこを正しく整えれば、オスグッドは施術で改善します。
整形外科や整骨院で、
「成長期だから仕方ない」
「安静にするしかない」
と言われている場合でも、現在の治療方針に疑問があれば、セカンドオピニオンをおすすめします。




